SEAGULLS Defense Concepts & Fundamentals”

 

 

東海大学男子バスケットボール部

HC 陸川 章

  

 

 対戦相手をスカウティングする際、相手のオフェンスの特徴(個人の特徴、チームの攻撃スタイル、セットプレー等)を中心にスカウティングするケースが多いと思う。そして、ディフェンスにおいてはマンツーマンかゾーンか、またプレス(ゾーンプレスを含め)やトラップを仕掛けてくるのかを把握することが一般的ではないだろうか。

 我々は、相手のディフェンスファンダメンタルの理解と遂行ができているかを確認し、その弱点を突きたいと考えている。個人としてはディフェンスフットワーク(1オン1のディフェンス力)やスクリーン対応、ボックスアウト、ファウル等を確認する。そして、チームとしては、スクリーンディフェンス、トランジションデフェンス、さらにチームとしてディフェンスができているかを確認する。蟻の一穴と言われるように、蟻の穴から堤も崩れる。だからこそ、そこを突くことが勝利に近づくと信じる。

 今回は、チームとしてのディフェンス(スクリーンディフェンス、トランジションデフェンス、チームディフェンス)の弱点を克服することを目的とし、我々の考え方、ドリルを紹介したい。この講義が何かのヒントになれれば幸いである。

 

【ドリル】

       Contact drill

       2on2 Screen Defense

       2on2 Body up

       3on3 Positioning

       4on4 Contact Box out & Fastbreak

       4on4 Shell

       Transition Defense

       5on5 2stops & 2make

       Heart drill